ここでは、AQUAに関する話題や出来事について、思いつくままに綴ってゆきます。
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ここは、撒き餌用としてミナミヌマエビを売ってます。ただし、1匹/○円 なんて単位では売ってませんよ。なんせ撒き餌ですからね。 一番小さな単位で30匹です。これで650円。次の単位は、70匹/700円。うーん安い!!
さて、次の単位は、もう匹数じゃありません。グラムです。50g/800円、100g/千円。。一番大きい単位は1Kg/1万円です。
ちなみに、100g で約300匹だそうなので、faker は 50g 注文することにしました。120cm水槽で 150匹もいれば充分でしょう。彼らは水槽内で増えますしね。
ミナミヌマエビ | X | 50g | : | ¥800 | ||
小計 | : | ¥800 | ||||
消費税 | : | ¥0 | ||||
送料 | : | ¥1,570 | ||||
振替手数料 | : | ¥70 | ||||
合計 | : | ¥2,440 |
さて、金曜日に注文したところ、土曜の15:00〜16:00に到着予定、とのメールを頂きました。そして、その通り土曜の15時過ぎに無事到着。
なんと、たった50gのエビなのに、届いた箱は結構な大きさです。そして、意外と重い!
そう。50gとはいえ生体なので、大きな袋にたっぷりの水を入れてくれてました。だいたい5,6Lは入ってました。50gのエビを送る割には送料がちとお高いな、と思ってたんですが、これが理由だったんですね。
photo by AHIRU |
写真は、届いた箱と、取り出した中身です。大きさの比較のため、携帯を置いてみました。左側のすみで灰色というか黒っぽくなってる部分が、全部エビです。。ちなみに、温度は約15度でした。ビニールが結露してるのがわかりますか?
届いた箱には、「袋の水はアンモニアがいっぱいだから、そのまま温度をあげないでね」のようなことが書いてあるメモが貼ってあります。とはいえ、水質を合わせていない水を大量にいれるわけにもいかないので、現役の濾材をつっこんで、バクテリアに助けてもらうことにしました。 |
最初は数十匹の☆を覚悟していたのですが、この時点で(死着も含め)死んでしまったエビは、8匹でした。この季節(4/末)は生体の通販もそれほど悪影響を受けずに済むのかもしれませんね。
さて、正確に何匹居たかは結局数えてないのですが、今現在、どこを見てもエビだらけです。。昨日までは、親や相方から「エビ、あんなに入れたのにちっとも見えないね〜」なんて言われてましたが、もうそんなことは言わせんぞっ!!と得意げに報告したら、「入れすぎっっ!!」だって。にゃろ〜っ!
(1) 水槽から取り出すのが面倒
(2) セラミック部分を外す(分解する)のが面倒
(3) 洗浄が面倒(ハイターが見つからなかった。。)
(4) 洗浄中のCO2添加方法を考えてなかった
ま、要は面倒くさがりなんですね。掃除しないでほっとくって手もあるんですが、大きくなってきた気泡は気になるし、CO2を無駄に使ってる感じは否めません。というわけで、もっと効率よく添加でき、しかも掃除の手間が不要な添加アイテムとして、CO2ミキサーを導入することにしました。
例によって購入先は 水草専門店GREENS さん。(ここは消費税取らないし、売価も安いのでお気に入りです。)注文した翌々日に届けて頂きました。
さて、さっそく中身をあけてみると、こんな感じ。
なんだか外部フィルターにそっくりですね〜。蓋には排水パイプ、水流パイプ、CO2添加用パイプの3本のパイプが刺さっており、それにエアー抜き用のバルブ(ボタン)が付いています。
この商品は仕様変更があったらしく、取り扱い説明書には変更個所の説明がされていました。まず、水流パイプがシャワーパイプじゃなくなりました。他に、各パイプの蓋との接続部分がシリコンジョイントで接続されるようになった模様。
さて、早速取り付け開始です。とりあえず何も考えずにホースを接続し、フィルターを回してみました。おぉ〜。すごいイキオイで水が流れ、容器の中で渦を捲いています!これならCO2なんてアッというまに溶けるっしょー。すごいすごい! なーんて見てたんですが、あるところまで水が溜まると、それ以上水かさが増えません。そう、給水と排水のバランスが取れてしまったために、容器一杯まで水が溜まらないんですねー。
なんてこったっ。もしかして、容器には最初に水をいれておくのかっ!? ってなわけで、いったんフィルターを止め、ホースを外し、キッチンで水を一杯まで注ぎます。 説明書によると、「トップホルダーをミキサーケースに押し込み、密閉フタを時計方向に回して固定します。」とあります。(ミキサーの蓋は2重構造でできており、Oリングが付いている中蓋(トップホルダー)を容器に押し付け、それをリング状の蓋(密閉フタ)でねじ込みながら固定するようになっています。)
水を注いで、中蓋を押し込む。→ パカっ(外れる)。押し込む!→ パカっ(外れる)。。押し込むぅぅぅぅっっっ。→ パカっ!!(外れる)・・・。
全っっぜんハマりません!何度やっても手を離すと中蓋も外れてしまいます。なんじゃこりゃぁっ不良品かっ!?
どうも中蓋を押し込むだけでは固定されないようです。しょうがないので、中蓋は乗せたままで密閉フタを回していくと、すんなり固定されました。。。けーっ。 "トップホルダーをミキサーケースに押し込み" なんて書いてあるもんだから、すっかり中蓋だけでもはまるものと勘違いしてしまいました。ま、最終的には固定できたからいいけどさー。
さてさて、これで容器一杯まで水が入りました。上の方に多少空気溜まりがありますが、これはエアー抜きボタンで抜けるはずです。気を取り直してホースを接続。そしてフィルターの電源ON! 続いてエア抜きボタンをプーッシュ! ごぼごぼぉぁっといいう音とともに空気が抜けて、容器は水で満たされました。イイカンジです。水漏れが無いことを確認し、CO2の耐圧ホースを接続。しばし待ってると気泡が出始めました。ところがっ、、、
出てきた気泡は斜めに上がっていくだけで、水流に捲かれてるという感じではなく、あっというまに容器の上まで到達してしまいます。てっきり "水流に捲かれた気泡がみるみる小さくなり溶け込んでいく様子" がリアルで確認できると思ってたんですが、違うようですね。ちょっとがっかりです。まぁでも溶解率100%を謳ってるんだから、ほっとけば溶けるんでしょう。
次の日ミキサーを見てみると、なんと1cmほど空気溜まりができています。全然溶けてないんじゃんっ! いくら渦巻き水流になってても、水流で攪拌されないとキレイに溶けてくれないようです。こりゃぁ気泡をうまく水流に巻き込むしかけが必要なんでは?
というわけで、まずは今まで使ってた拡散器をCO2添加用パイプに繋いでみました(CO2ストーン持ってないので)。そのまま出てくる気泡よりは小さいんですが、拡散器そのものが大きいので、セラミックストーンが、容器の半分くらいに位置してしまい、なんとか水流に乗るものの、溶けきる前に上まで到達してしまいます。結局これでも1日経つと空気溜まりができてしまいました。
そこで、CO2を直接流水パイプに流し込む作戦を実行!(詳しくは"ちょいと一工夫"をご覧下さい。)これはうまくいきました!
出てくる気泡はパイプ内で帯のように伸び、ある一定の長さになると細かな気泡となってパイプから出て行きます。帯状の気泡は常に水流に晒されているので、ここである程度溶解しているようです。もちろん出てきた気泡も水流にまかれ、容器のなかで踊っているようです(ちょっとオーバー)。これは見ていて気持ちが良いっ!
次の日になっても容器の上には前回のような空気溜まりもなく、しっかり解けている様子。やりましたっ!これでメンテナンスフリーなCO2添加装置の完成です!いぇいっ!
ところが、そんな中でどうしても育ってくれない水草が何種類かあるのです。例えば、「ミリオフィラム・マトグロセンセ・グリーン」は 葉が全て落ち、こけまみれになってしまいました。「エイクホルニア」は黒化したまま、まるで回復の兆しを見せず、やはりこけまみれに。。
そして、新しく入れた「パンタナル・レッドピンネイト」も葉が全て落ち、茎も溶けてしまいました。全滅です。「エウステラリス ダッセン」も頭頂部が黒化したり、葉が落ちたりしてしまいました。
他の水草は結構調子良いのに、なぜこれらの水草はうまく育たないんでしょう? 他の水草が調子良いだけに、何が原因かさっぱり分かりませんでした。そこで先輩方にアドバイスを求めたところ、ズバリ "硬度(GH)が怪しい" とのこと。なんと、硬度ですかっ。そういえば、"南米産の水草は低PH低硬度が理想" というのを良くみかけますね。これかーっ。うちの水槽は硬度が高いのだな?
硬度上昇の最有力候補は、なんといっても底砂です。うちの場合は、「ADA アクアセラミックサンド パンタナル」、と「WHITE SWING」という白いパウダー砂を使っています。そこで、多分白砂が硬度を上げてるんだろう、とあたりをつけました。だって、水草レイアウトが "売り" のADA が、水草に悪影響を与えるような砂を売るわけがないですからね〜。
早速試薬を買ってきて、まずは水道水と水槽内の水の数値を測定してみました。
PH | GH | |
水道水 | 7 | 4 |
水槽 | 7 | 12 |
なんとっ! GHが12を指しています。12って。。。水道水の3倍ですよ。ものすごい高い値です。そして、立ち上げ初期からCO2を添加してるにも関わらず、既に4ヶ月も経過しているにも関わらず、水槽のPHは水道水と同じです。うーむ。。なんてことでしょう。
こりゃぁ南米産水草が育たないわけですよね。パールグラスが調子良いのもなんとなく納得です。さ、では気を取り直して、この硬度上昇の犯人を探しましょう。今のところ、容疑者は3名です。
白砂 | 一番怪しい |
イニシャルスティック | あげすぎると成分が溶けすぎて、硬度を上げるらしい |
ADA砂 | ADAの砂ですからね、一応、測ってみるけど、これは問題ないハズ |
これらをそれぞれ別々の容器に入れ、2〜3週間放置後、数値を測定してみました。
PH | GH | |
白砂 | 7 | 8 |
イニシャルスティック | 7 | 4 |
ADA砂 | 8.5 | 19 |
結果はご覧の通り、なんと一番容疑の薄かったADAのセラミックサンドが、ダントツで高数値をたたき出してしまいました。。 やられた〜っ、ま・さ・か、あのADAがっ!? こんな砂を売ってるのかっ!? もう最初は自分の目が信じられませんでしたよ。
ところが、なんとタイムリーなことに、「アクアリウムのうらおもて」というサイトさんで、他にも同じように、ADAのセラミックサンドで被害を被ってる方がいらっしゃるのを発見しました。さらに、なんとADAのHPでも「アクアセラミック・シリーズで発生した問題とお詫び 」が掲載されていました。 そう。どうやらこのセラミックサンド、不良品のようです。。。ひょ〜。
つまり、立ち上げ当初から育たなかった水草は、硬度が原因で、硬度を上げてるのはADAのセラミックサンドで、しかもそれは「不良品」だったってことですよっ!なんてこったっ!!
ただ、「アクアリウムのうらおもて」というサイトさんもADAも、硬度については触れていませんでした。そこで、この硬度上昇の問題をADAに問い合わせる事にしました。
といわけで、サービスセンターにメールで問い合わせた内容と、その回答(メールより抜粋)です。
Q1: 不良品についてPH上昇を問題としているが、硬度(GH)の上昇についてはどうか? A1: アクアセラミックは基本的にGHが上昇しない性質のものです。GHが上昇するということも問題ですので、この点も早急に調査を行わせていただきます。
Q2:
Q3: |
やはり硬度上昇も問題でしたね。これでうちのADA砂も不良品であることが判明しました。で、具体的な対応内容は、改めて担当者から連絡がくるとのことでした。その前に、こちらの「住所、電話番号、購入店舗名、おおよその購入時期」の4点を連絡しています。
ちなみに、ここまでは、問い合わせたその日に返事が来ました。後は担当者から連絡を待つばかり、となりました。
さて、このメールのやり取りから約2週間後、ADAから自宅に電話が掛かってきました。不良品の代替品(同じ種類の砂)を買った分だけくれる(faker は 9K×4袋買ってました)。とのことです。もちろんその砂は、PH,GHともに問題無い値であることを測定済みの、「新しい砂」だそうです。
不良品のせいで溶けた水草とかもあったんですが、まぁ買った分だけ新しく砂をくれるのなら、良しとするかぁ。って事で、それを了承しました。ちなみに、GH上昇の原因については「調査中」との事。担当の方もイマイチわかってないようだったので、改めてメールで依頼することにしました。
さて、あとは硬度の調査結果が分かれば、この問題については決着とします。で、これについては現在メールで問い合わせ中ですので、回答を頂き次第、ここで公開します。
ちなみに、問題となったセラミックサンドは現在出荷停止中(2003.07.07現在)です。が、既に流通してしまっている不良品の自主回収はしていないようです。また、在庫している店舗で販売時にPH/GHの警告を徹底しているかどうかは、その店舗次第、ということです。みなさんもADAのセラミックサンドを購入する際は、十分ご注意下さい。(南米産等低PH低GHが好みの水草をやるならこの砂はやめた方が吉です。)
次に、新しい砂が本当に問題ないかどうかを検証しようと思います。さすがに無条件で信用できかねるので。。。
photo by AHIRU |
というわけで、これから1ヶ月かけて、PH/GHの値を測定しようと思います。実は不良品の方もまだ袋に半分程残っているので、両方を比較してゆきます。それぞれ100gを500mlのペットボトルに入れ、水道水を注ぎ、1回/週のタイミングでPH/GHを測定してゆきます。測定に使って減った分は、 1ヶ月の測定で、PH/GHともに許容範囲と判断できたら、リセットする予定です。(多分夏休みかなー)
【1週間後】
【2週間後】
【3週間後】
【4週間後】
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【結論】
今回の測定で、我が家の硬度上昇は、ADA砂&白砂の相乗効果と判断しました。また、PHが7で安定しており、他のユーザさんのように急激なPH上昇による被害を免れたのも、この高GHが緩衝材となっていたからのようです。
代替品については、PHの不良の代替としては合格レベルであることが分かりました。ただし、GHについては2ポイントとはいえ上昇しており、faker としては、こちらを問題としてクレームを出したわけで、上昇値が下がっただけで結局上昇はしてるので、これは再度ADAに問い合わせることにします。
で、リセットに代替品を使うか、ですが、次回リセットでは、ディスカスを導入することにした(詳しくは "水草水槽にディスカスを!" をご覧下さい)ので、代替品もGHが上昇してしまいましたが、これを使用すると思います。
(1) [03.08.04] 質問(クレーム)
(2) [03.08.05] 回答
(3) [03.08.06] (2) に対する質問
(4) [03.08.07] 回答
(5) [03.08.08] (4)に対する質問
(6) [03.08.12] 回答
(7) [03.08.13] (6) に対する質問
(8) [03.08.13] 回答
(9) [03.08.13] (8) に対する抗議
と、質問/回答を含め9回、期間は 8/4〜13 まで、休日を挟んでの10日間でした。最後の抗議メールには今のところ(03.08.26)レスを頂いてません。(が、まぁこれは特に "質問" ではなかったので、レスしてないのかもしれません)
というわけで、以下、サービスセンターにメールで問い合わせた内容に対するADAの回答(メールより抜粋)と、fakerのコメントです。(Q:,A:の下の日付は、質問メール送信日&回答メール受信日です。)
【代替品のGHが上昇したことについて】
Q: [03.08.04] 頂いた代替品について約1ヶ月テストした結果、これもGHが上昇した。どういうことか? A: [03.08.05] 弊社では、新しい製品のpHとGHの値につきまして、水道水の値から著しく変化しないものと考えております。今回、代品でお送りした製品でGHが上昇したということですが、まず以下の点をご確認いただけますよう、お願い申し上げます。 1.使用開始前の洗浄について アクアセラミック・シリーズの使用開始前には、よく洗浄していただけますようお願い致します。粉じんなどが残っていると水質に多少なりとも影響を与える可能性があります。 2.使用状況について 弊社では水槽に適量(60cm水槽で9リットル)セットし、常識的な管理方法(定期的な換水等)で維持した場合にpH及びGHが著しく上昇しない製品として新しいアクアセラミック・シリーズを製造しております。たとえ水と砂の比率は同じでも、小さな容器に水と一緒に長時間密閉した場合などには、わずかながら水質に影響が出る可能性があります。 弊社ではアクアセラミック・シリーズをこのような特殊な実験用の砂としてではなく、あくまでも水槽で一般的な魚や水草を育成するための砂として販売しておりますこと、何卒ご理解ください。 |
つまり、本来の目的から外れているため、今回のようなテストでGHがどうなろうと、保証外である、ということですね。使い方が違うんだから、GHが上がったとしても文句言うな。ということです。うーむなるほど。
では、保証内の数値、つまりADAの言う「問題無い数値」とはいったい幾つなのか? それは次の項目をご覧下さい。
ちなみに洗浄完了の目安を問い合わせた(03.08.06)ところ、
[03.08.07] 洗浄の目安に関してですが、バケツなどで4〜5回水を換えてよくかき混ぜて洗うと、ほぼ粉じんによる濁りは無くなるかと思います。 ただし、一度にたくさんのアクアセラミックをバケツに入れてしまうと十分に洗浄できないことが予想されます。 10リットルほどの容量のバケツなら、2〜3リットルずつ洗浄するとやりやすいでしょう。 |
とのことでした。
【「問題無い数値」について】
Q1: [03.08.04] 水道水がPH7、GH4の場合、いくつまでの上昇が、貴社の言う、代替品で測定済みの「問題無い数値」なのか? A1: [03.08.05] 弊社では、新しい製品のpHとGHの値につきまして、水道水の値から著しく変化しないものと考えております。 なお、pHやGHの目安はいろいろな考え方があると思いますが、弊社以外の一般的な指標として、GHの試薬を販売しているテトラ社のホームページでは、淡水魚を飼育する水槽の場合、GHは3〜10°dH(GHの説明書では6〜16°dH)、KHは2〜8°dH(GHの説明書では3〜10°dH)、pHは6.5〜8.5が目安とされています。新しいアクアセラミック・シリーズを正しく使用した場合の水質も、水道水の水質が上記の値から外れていない限りこの範囲内に納まるはずです。従いまして、一般的な魚や水草の育成には特に問題が無いものと考えられます。
Q2:
Q3: |
つまり、元水から著しく変化しなければそれは「問題無い数値」だということ。納得しそうですが実はアバウトですね。ただし、GHについては具体的な数値を頂きました。そして、テスト結果もその範囲内でしたので、代替品のGH上昇値は「問題無い数値」の範囲内ということになりました。
pHについては水道水から変化していませんでしたので、今回代替品として頂いた砂は合格レベルです。個人的には GHも2dHとはいえ上昇して欲しくなかったんですが。。
ちなみに、この情報を各店舗にも掲示して欲しい旨お願いした(03.08.13)ところ、
[03.08.13] 弊社ホームページで公開している文書に関しましては、すべての販売特約店に対して同内容のファックスを送付致しました。 店内に掲示するかどうかは、販売店の判断にお任せしたいと考えております。 |
とのことでした。
【セラミックサンドの用途について】
Q: [03.08.04] 南米産育成にセラミックサンドは向いていないのか? A: [03.08.05] 南米産で極端に低いpHやKH、GHを好む魚や水草の育成には、アクアセラミック・シリーズは適していません。 なお、トニナ属の水草やパンタナル・レッドピンネイトなど南米産の水草の育成には、pHやKH、GHを低下させる性質のあるアクアソイル-アマゾニアのご使用をおすすめします。これらの水草は、常識的に判断して、セラミック系や砂利系の底床素材ではうまく育成できません。どのような植物でもそうですが、育成に適した土とそうでない土がありますので、この点はよくご理解いただき、育成される水草や魚に合った底床素材をお選びください。 |
セラミックサンドではそもそも南米産のような水草はうまく育成できないのだそうです。砂利もダメなんですね。ちなみに、アマゾニアを指定しているのは、fakerがパンタナルを使用しているので色みの似た物を選んで下さったのだと思います。
それにしても、ソイルってGHも低下させるんですね。ちょっとオドロキ。というわけで、この点も確認(03.08.06)しました。
[03.08.07] アマゾニアだけに限らず、アクアソイル・シリーズには全硬度を低下させる働きもあります。当社の測定例でTHでの値になりますが、水道水のTHが30ppm(GHで約2°dHに相当)であったものが、アクアソイル・シリーズを使用した場合に15〜20ppm(GHで約1°dHに相当)に低下しています。 アクアソイルには、KHも低下させる働きがあります。パンタナル・レッドピンネイトなど南米産の水草は、低いKHが育成の絶対条件になりますので、その意味でもアクアソイル・シリーズのご使用をすすめします。 |
とのことです。どの程度低下するのか、具体的な数値も示して頂きました。(こういう情報はサクっと出してくれるんですねぇ。。。)
そして、KHも下げるんですね。 そして、ここでもソイル使用を念押しされてしまいました。はっはっは。確かに、低PH/GHの環境を作るなら、ソイルは最強ですねっ!
うむぅ。。ソイル、買おうかなぁ。。
【不良品のGH上昇原因調査について】
Q: [03.08.04] 不良品のGH上昇の原因調査はどうなっているか? A: [03.08.05] この原因につきましては製造元を通じて海外の信頼できる調査機関に調査を依頼しております。しかし、現在のところ、まだ結果が出ておりません。ご存じのことと思いますが、アクアセラミック・シリーズは中国で委託生産した原料を輸入し、国内で販売しております。海外とのやり取りになるため、対応に時間が掛かり誠に恐縮に存じますが、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。
[03.08.13] |
というわけで、シンガポールの研究機関に依頼しているようですね。しかしSARSまで絡んでいたとは、、なんだかワールドワイドだなぁ。
遅くなっても構わないので、ぜひ調査結果を教えて頂きたいところですが、代替品のテスト結果公開のメールを頂いた際に 「今のところこれ以上の情報を公開する予定はありません。」 と言われてしまったため、果たしてこの調査結果が公開されるかどうか、怪しくなってきました。2回目のレスは、"公開予定無し" の理由についての質問時に頂いた回答のため、日にちがあいています。
で、その "公開予定無し" の理由については次の項で。
【調査結果の公開について】
Q: [03.08.04] 調査結果はどのような形で公開する予定か? A: [03.08.05] GHの上昇に関する調査結果につきましては、結果が出た段階で、必要に応じて弊社ホームページでの公開を検討する所存です。 |
と、最初の回答では検討すると言ってくれていたのですが、その後やり取りの中、"代替品のテスト結果公開" のメールで
[03.08.12] 弊社としましては、今のところこれ以上の情報を公開する予定はありません。何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。 |
と言われてしまいました。ちっとも "ご理解いただけ" ませんでしたので、理由を問い合わせた(03.08.13)ところ、
[03.08.13] 今回公開しましたデータは、弊社が製造方法を改良した製品の安全性を確認するために行った調査結果の一部であり、本来社外に公開する予定はありませんでしたが、弊社社長天野の指示により公開致しました。 前回のメールでもお伝えしました通り、弊社としましてはこれ以上の情報の公開を行うことは難しい状況です。 と言うのは、すべての情報を提示しても、正しく理解されるとは限りませんし、昨今のようにインターネット上で無責任な情報がやり取りされている状況では、悪意を持って取り扱われた場合、どのような誤解を招くことになるかわからないためです。 |
との回答メールを頂きました。
うーむ。まさか、こんな理由で情報公開を止めるとは思いもしませんでしたよ。その原因を作ったのは自分でしょーーっっ。ってのが正直な感想です。
ちなみにこのメール、次のように締め括られていました。
最後になりますが、弊社としましては今後同様の問題が発生しないよう、品質管理をさらに厳重に行う所存でおります。 今後とも、弊社製品をご愛用頂けますよう、よろしくお願い申し上げます。 |
そして、このメールに抗議のメールを出したのですが、それにはレスをもらえませんでした。。
それから約2週間弱が経過していますが、相変わらずレスは届かないので、ADA的には本件、終了したと判断されてるのでしょうかね。
一つ一つの対応は丁寧なんですけど、どうも後1ッ歩踏み込みが足りないというか、詰めが甘いというか。。。
う〜ん、fakerの場合、今回の不良品対応では、「もう2度と買わねぇっ」状態からは復旧しましたが、落ちた信頼を取り戻す(無条件で "あのADAなんだからOKでしょ" という状態)までには至りませんでした。
良い製品(眉つばな物もありますが、、)を売ってるだけに、残念です。
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