水草水槽にディスカスを!

 ここでは、我が家の水草水槽にスノーホワイトというディスカスを導入するまでの経緯を綴っています。

魚あっての水草水槽。そのメインフィッシュとしてディスカスをチョイス!
果たして夢の "ディスカス in 水草水槽" は実現するのでしょうか。。。

  いざ購入!
  慣らしていこう
  観察してみる
  いざ本水槽へ!
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いざ購入!

 リセットから約2ヶ月弱が経過し、ずいぶん落ち着いてきたので、そろそろ念願のディスカスを購入することにしました。

 まずはその前に、エサと温度に慣らすためのトリートメントタンクを設置します。とりあえず30cm企画水槽をベアタンクで立ち上げました。濾過は水作エイトとテトラのスポンジフィルターです。温度は29度。これで1週間空回しした後、いよいよディスカスを買いに熱帯魚屋へGO!

 前回目撃したスノーホワイト達はまだ健在でした。というより、すっかり育ってずいぶん大きくなっていました。だいたい全長12cm〜15cmといったところ。これってもうオトナですかね? だけど相変わらず美しいっ!
 実は他の熱帯魚屋さんも巡ってみたのですが、目の形がいびつだったり、シミが多かったりで、手を出す気にはなりませんでした。安かったんですけどね。。
 この店のスノーホワイトは、もう別物?ってくらい美しいんですよ。ボディはシミ一つない真っ白だし、形も綺麗なハート(スペード?)型なんです。(fakerはこの形が好き
 伊達に1匹9,800円もしません。(ちなみに他の店のは1匹3,000円〜4,500円くらいでした) 一応2匹で16,500円(6,800円だったかな?)と安くはなってるんですが、それでもやっぱりお高いのです。最低でも3匹は欲しいので、そうなると1万7千円程度。4匹で3万3千円。。き、きびしィ〜っ!

 と、そんな中、1匹9,800円のスノーホワイト達の水槽とは別に、小さなスノーホワイトが入ってる水槽を発見!! しかもこちらはなんと3匹で9,800円っ。安いっっ!! 大きさは5〜7cmといったところ。ちょっと小さくなると、こんなに値段が下がるもんなのでしょうか?
 と思いつつ、よく見てみると、"スノーホワイトとブルーダイヤモンドのブレンド。" と書いてありました。つまり純血じゃないんですねー。(それが理由で安いのかは定かではないですが。) なるほどそう言われてみれば、純血よりも鰭の青がちょっと濃い気がしてきました。ボディにも薄く青メタがのってます。

 これはもう、こっちにするしかないでしょう。初挑戦で1匹9,800円はやはり怖いですし、予算の関係上たくさん買えません。でもこっちなら2万で6匹も買えます。見た目もスノーホワイトと殆ど差はないですしねっ。 相方さんの強い要望により、オトナになっても目が赤くならない、縞模様が出ない事を店の方に確認し、6匹お買い上げです! 幼魚は5匹以上で買った方が良い、とよく言われてますが、一応それをクリアすることもできました。いやぁ良かったよかったっ。

GETしたディスカス達
photo by AHIRU
 写真はトリートメントタンクに入れてすぐの状態です。3匹しか写ってないのはカメラマンの気まぐれでしょう。。(この後、全体像を撮ろうとうろついた時にfakerがデジカメを落として壊したのでした。。
 底が黒いままで、バックスクリーンも貼ってない状態だった事もあり、イマイチ本来の色が出てませんが、ホンっと綺麗なんですよーっ!特に背景が黒い中でみると鰭の青(というか水色)メタがなんともいえない美しさです。
 しかも彼らは、成魚になった時どちらの血が濃く出るか、で青メタのノリが変わってくるらしいんですよ(ブルーダイヤとスノーホワイトの混血なので)。こいつはイイっ! 個人的にはベタ青のディスカスも大好きなんです。が、目が赤いので飼えなかったのです。
 というわけで、どちらに転んでもお気に入りのディスカスになってくれそうで、将来がとても楽しみです。

 大きさは6匹ともほぼ同じで、今のところ怯えもなくハンバーグをつついてくれています。といってもまだ人が近づいたり大きな音を立てると隅で固まってしまいますが。
 試しにディスカスフードも与えてみましたが、見向きもしません。果たして本当にこのエサに慣れてくれるのか。。それは次の項目で。

 ところで、混血の彼らの名前を確認し忘れてしまいました。。。今度確かめに行かないとっ。


 

慣らしていこう
 続いて、彼らを本水槽に入れるために、エサと温度に慣らしていく過程を載せていきます。
 まずは、大雑把なスケジュールをです。もちろん、あくまでもディスカスの様子を見つつ行うので、この通りに進むかどうかは未定ですけどね。

【1週目】
 とにかくまずは我が家の環境に慣れてもらいます。ただし温度は店より1度低い29度で。
 エサは1日2回〜3回、店で与えてたのと同じハンバーグをメインに、ディスカスフードとコリ用タブレットをばら撒きます。これも食べれるんだぜ?ってのを認識させられればなぁ。という思いから。
 コリ用タブレットも入れてるのは、とりあえず何でも食ってくれるようになって欲しいため。持ってるエサで沈むものは全てあげてみるつもりです。
 ちなみに与える回数についてですが、店ではこのハンバーグを1日2回与えていたそうです。我が家で回数を増やすのは、環境変化に対応できるよう力をつけて欲しい、という思いからです。
 そうそう、残りエサ掃除用に花コリを3匹入れてあります。
【2週目】
 温度を28度に下げます。あまり急激に成長して欲しくないし、残りエサ掃除用のコリのためにも。。
 ハンバーグを1日2回に減らし、そのうちの1回は、慣らし用ハンバーグ(ハンバーグを一度解凍し、すりつぶしたディスカスフードとあやしい堂印のフレーク&殻剥きブラインエッグを混ぜ、再冷凍したもの。)に変更。残りの1回は、ディスカスフードとコリタブのみで。食べてくれるといいんですが。。
【3〜4週目】
 温度はそのままで、エサの回数を1日2回に減らします。2回とも、慣らし用ハンバーグとディスカスフード&コリタブで。
【4〜5週目】
 エサの回数は2回ですが、そのうち1回はディスカスフード&コリタブのみにします。ハンバーグは慣らし用のみ。
【6週目以降】
 10cm程度に育つまでは現状維持。
 10cm程度になったら、ハンバーグを止めてディスカスフードのみに変更し、週に1度づつ温度を下げていきます。最終的には24度まで落とすつもり。
 ディスカスの調子に問題が出なければ、状態で1週間慣らした後、いよいよ本水槽へ移します。

経過報告
 では早速、1週目からの経過報告です。
【1週目】
 エサは朝/昼/夜の3回、ハンバーグをメインにディスカスフードとコリタブをちょろっとばら撒きました。
 ただ、食べ終わるまでに結構時間が掛かっています。1時間たっても残っている物は捨てるようにしていますが、夜与えたエサはもうほったらかしです。翌朝にはなくなってるので、きっと食べてるんでしょう。
 ディスカスフードもコリタブも、最初は全く見向きもしませんでしたが、週の終わり頃にはつつくようになりました。ただ、ふやけないとNGのようで、固いままでは口に入れてもそのまま吐き出してしまってます。ふやけたものはつつくと細かくなるので、その破片をパクパク食べています。
 フライングですが、週の終わりくらいから慣らし用バーグも与えてみました。こちらも問題なく食べてくれます。この調子でフレークの割合を増やしていけば、そのうちフレークだけで食べてくれるかな?なんて期待しています。

【2週目】
 温度を28度に下げました。そして、エサの回数も朝晩2回に減らしました。
 ただ、2回のうち1回はフレークとコリタブにしようと思ったのですが、もう少し成長して欲しいので、まだハンバーグでいくことにしました。その代わり、ハンバーグは2回とも慣らし用に切り替えています。フレークのみでは食いが悪いのですが、ハンバーグは慣らし用でもちゃんと食べてくれています。
 この調子で慣らし用ハンバーグはフレークの比率を増やしていこうと思います。ディスカスフードで ブリード用のを見つけたんですが、大きいのしかないんですねー。今買うかどうか迷ってます。。
 そうそう、水が白く濁ってしまうので、外掛け式の濾過器を追加し、さらにパールサンドの粗目を敷きました。これで今の所水の濁りが取れました。

【3週目】
 今週は2週目と変化なしです。ハンバーグって意外と長持ちしますね。やっと2袋目がなくなりそうです。全部で5袋ありますので、残りは3袋。このうち1袋は、ハンバーグとフレーク(ディスカスフレーク&あやしい堂印フレーク&殻剥きブラインエッグ)の比率がほぼ5:5のものです。来週からはこちらを与えることになりそうです。
残りの2袋はまだ手付かずなので、フレークの比率を7:3くらいにして作成する予定です。
 先日、ここを見ている方から 「我が家のディスカスは "キョーリンのひかりクレスト ディスカス" をばくばく食べる」という情報を頂きました。 そこで早速調べてみると、"水中で急速に口当たりの良いスポンジ状になり、また、口から出し入れしてもバラケにくい" と、なんともディスカス向けな説明が書いてありました。 確かに、テトラのディスカスフードは水に入れてもすぐにふやけないので、そこが問題だと思ってたんですが、これならいけるかもっ!? というわけで、早速買ってこようと思ってます。(yoshidaさん、貴重な情報をありがとうございました!)
 この調子でいくと、最初の予定よりずいぶん時間がかかりそうな予感がしていますが、まぁ焦ってもしょうがないのでゆっくり慣らしていこうと思います。
 ちなみに、今週も水の白濁はおこりませんでした。濾過が効いてるようですね。ただ、やはり"1週間水換えなし"は厳しいです。5日目くらいから動きがにぶくなってしまうので、今は3日に1回水換えをしています。

【4週目】
 当初の予定では、この週から2回与えるえさのうち1回をフレークのみにする予定でしたが、まだハンバーグが沢山あることと、もう少し大きく育って欲しいので、このままハンバーグ(といっても慣らし用ですが)を与えることにしました。
 ちなみに、今週から比率5:5の慣らし用ハンバーグです。さすがにフレークの比率が高いと、水に入れてからバラけ安く、水の汚れが激しいです。それでも相変わらず水換えは1回/3日のままですが。。。
 今の所、慣らし用ハンバーグももりもり食べてくれています。また、ディスカスフードも落としたそばからつつきに来るようになりました。ようやく「上から落ちてくるものは食い物」だということを認識してくれたようです。とはいえ、ディスカスフードは食べにくそう。。
 残念ながら、腰痛のせいで ひかりクレストは買いに行けなかったので、今週は試せませんでした。なんとか来週までには試したいと思っています。

【5週目】
 今週もあいかわらず 慣らし用ハンバーグ を朝夕の2回与えています。ずいぶん慣れてきたようで、最近は水槽の角で怯えて固まる事も少なくなってきました。
 ハンバーグも最初の頃は1時間くらい残ってる事も多かった(食べなくてもで放ったらかしておいたんです。。)のですが、最近は30分もしないうちになくなってるようです。さすがに数分で食べ尽くすということ今もはないのですが、これって与えすぎなのかな?
 さてさて、ようやく写真をUPしました。結構な枚数なので、別ページとしました。表示までに時間がかかるかもしれませんが、よろしかったら見てください。こちらです。(上のインデックス "写真集" からもいけます。)

【6週目】
 慣らし用ハンバーグとフレークの比率を1:9程度の、もうほぼフレークなハンバーグを作成しました。これには、新しく買った "ひかりクレスト ディスカス" と "テトラ ディスカスブリーダー(ブルー)" もまぜてみました。
 ようやくGETした ひかりクレスト ですが、実はまだ直接食べるところを観察できていません。(何かと野暮用が多く、餌をあげを家族に任せてしまったため)というわけで、ディスカスフードより食いが良いか?は次回ご報告します。
 では、新しく作った慣らし用ハンバーグはというと、これはもりもり食べてくれます。ただし、フレークの比率が上がった分、汚れ具合もかなり激しいです。少しあげすぎた時など、次の日水が臭う程でした。。もちろん即全換水です。換水頻度を増やすか、餌の量を調整した方が良さそうですね。
 ちなみに、慣らし用ではない、元のハンバーグも与えてみたところ、なんとこちらは殆ど食べなくなっていました(1時間以上放置しても、原型を留めたまま残っていた)。きっちり慣れてくれているようです。
 この調子で、これからは慣らし用ハンバーグの大きさを、だんだん小さくしてゆきます。(これは当初の予定には無かったですね。)
 ところで、1つ気になった事が。。ひかりクレストは 赤色の色揚げ効果があるようなんです。うちのディスカスはどちらかというと青系なのですが、このまま与え続けても大丈夫でしょうか。。(青用のひかりクレストは無いとのことでした。)

【7週目】  ヒーターのトラブルで、急遽本水槽へ移してしまったため、ハンバーグメインは中止し、イキナリフレークのみを与えるハメになってしまいました。。。
 詳しくは いざ水槽へ!をご覧下さい


 

観察してみる
 事前調査で、あるていどディスカスってのはこんな魚、というイメージは掴んでいたつもりだったのですが、実際に飼ってみると色々と発見も多く、かな〜りハマってしまう魚だということに気づき始めている今日頃のごろです。
 というわけで、そんな小さな発見を含め、日々の観察(といっても大半はボケーっと眺めてるだけですが)結果を綴っていこうと思います。

【体色について】
 アルピノだからなのか、このディスカスは黒化という現象がおきません。ただ、その兆候を見ることはできます。彼らは怯えると鰭の青が濃くなるんです。普段はスカイブルーのメタリックなのですが、怯えて固まってる時や水換え後等に色が濃くなるのです。まさにブルーダイヤディスカスと同じような青色になります。そして、鰭の先が黒く縁取りされます。普段の彼らはさわやか系な美しさなんですが、この時の彼らはとても神秘的な美しさです。
 実はこの青メタ、ボディにも薄く乗っていて、普段は白く見えるのに、光の加減で青メタが反射する時があります。これまた美しいっ!
 というわけで、ディスカスオーナーが、なぜベアタンクでこの魚だけを飼っても飽きないのかが、ちょっと解った気がしました。

2003.11.13
 最近、口先から目にかけてのあたりが、肌色というかオレンジっぽい色になってきました。うーん、これはなんででしょう?
 エサに赤系の色揚げ剤でも入ってるのかな?

2003.11.25
 ようやく購入した熱帯魚屋に行ってきました。早速残ったディスカス達をみてみると、口先は白いままです。そこで店員さんに聞いてみたところ、"色揚げ剤は使ってないですよね?" といわれました。その時は特に使っていなかったので、"No" と答えると、"水が合わないか、ホワイトの方が強く出てきているのかも。" とのことでした。
 なるほど。たしかに店のスノーホワイトは口先が少し黄色っぽいです。とはいえ、うちの程色が濃くない。うちのは山吹色ですからねぇ。といっても6匹全部じゃないんですが。。
 というわけで、どなたか口先がオレンジっぽくなる減少に心当たりがある方、白に戻す方法について、ぜひアドバイス下さいっ!

【おびえについて】
 まだ環境になれていないせいもあるのでしょうが、とにかく上からの影に激しく怯えます。我が家では水槽を窓際に置いており、しかもオープンにしているので、たまたまテラスの外を飛んでいた鳥の陰が水槽を横切った時等、急にパニクって猛烈な速さで泳ぎ、ガラスにぶつかったりしていました。
 また、窓際ということもあり、テラスに出入りする時やカーテンを開け閉めする時等、水槽に影が写るような近づき方をすると、反対側の角で固まってしまいます。
 というわけで今の所、上ら覗き込む行為を厳禁としました。

【いじめについて】
 今の所、目立ったいじめは確認していません。エサを与えた時に、独占しようとして近寄ってくる仲間を突き回す奴が1匹だけいますが、やられてる方はそれほどダメージを受けていないようです。
 また、それには全くお構いなしでエサをつつくタフな奴もいます。どちらにせよ、1匹で離れてしまうようなのはいないので、一先ず安心かな。

2003.11.13
 環境に慣れてきたからでしょうか、えさの時間以外にもお互いにつつきあうようになりました。それも6匹ともです。しかも一部は結構激しくやりあってます。普段の優雅な動きからは考えられないスピードで、また新たな一面を見たようなカンジです。
 とはいえ、まだ序列はついていないようで、1匹が集中していじめられるというような事にはなっていません。

【その他】
 ディスカスって丸くって平べったくて、意外と鈍そうに見えますが、実はものすごく器用に泳ぎます。例えば、テトラのスポンジフィルターと底面の約2cm程度の隙間に、体を横にして入り込み、その下に溜まったエサをつついたりします。しかも出てくるときはバックでっ!
 そして、パニクった時などに見せる急激な泳ぎっぷりから、体型に見合わずハイスピードで泳ぐ事もできるようです。
しかしバックで泳げる魚なんて、ふぐくらいかと思ってたんですが、、侮りがたし、ディスカス!!

2003.11.17
 今のところ、餌はハンバーグ2cmカケくらいを3〜4個あげていますが、食べ終わるのに30分くらいかかっています。何回もつつくのでどんどんバラケて散らばり、水はすぐに汚れてしまいます。それでも水換えは3日に1回しかしていません。ただし、その際は全換水。というか、溜まった残り餌を取り除いていると、あっというまに水がなくなってしまうので、結果全換水となってるわけですが。。
 で、何が言いたいのかというと、こんなずぼらな飼い方でも病気になることもなく、いじけて拒食症になるでもなく、それなりに育ってくれているので、ディスカスって実は丈夫な魚なのでは?と最近思いはじめています。大きく、丸く、美しく!! ということに拘らなければ、実は意外と簡単に飼える魚なんじゃないかなー?なんて思ったりして。(ま、まだ飼い始めてから1ヶ月しか経ってないので、断言はできませんけどね。。)

2003.11.25
 ようやく購入した熱帯魚屋に行けたので、こいつらの名前を聞いてみました。すると、"F1なので名前は無い" だそうで。。。そっかぁ。固定されないと固有名詞はもらえないんですね〜。残念!
 というわけで、こいつらは当コンテンツの都合上、"スノーホワイト" と呼ぶ事にします。問答無用っっ!


 

いざ本水槽へ!
 先週までは、もう少しサブ水槽で過ごさせる予定だったんですが、餌をフレーク比率の高いハンバーグに変えてから、水の汚れがひどく、1回/2日の全換水でも臭いが取れなくなくなってきました。こりゃぁヤバすぎるっ。って事でリセットを敢行! しかし、その際ヒーターが壊れたらしく、気がつくと魚達を退避させていたバケツの水温が25度まで下がっていたのでした。。
 予備のヒーターは持っていません。まさか本水槽から抜くわけにも行かず、買いに行くとしても1時間程かかり、その間保温に手間をかけてられません。
 丁度先週から水温を27度に下げていた(本来なら、今週はこれのご報告予定でした。。)ので、トータルで2度の低下です。これ以上放っておくわけにもいかず、急遽本水槽へ移してしまうことにしました。

 まず、本水槽の温度を24度から25度に上げました。続いてバケツの水を 1/3程捨て、本水槽の水を注ぎ足します。これを2回繰り返し、魚をボウルで掬って次々と本水槽へ。 入れた直後は6匹が群れて水槽内を泳いでました。メタハラ直下での彼らはまた格別に美しぃっ!!
 なんて見とれてるばあいじゃないですね。その後水温を0.5度上げました(本水槽/トリートメントブ水槽ともに、温度変化は1.5度、ということになります)。後は彼らの体力におまかせです。

 さて、当のディスカス達はというと、水槽内を一通り泳ぎ回った後、みんな流木の根元に隠れてしまいました。やはりメタハラの光は明るすぎるのでしょうね。メタハラが消えると流木の影から出てきます。といっても、たまぁ〜に、ですが。。。
 まぁ、とりあえずは彼らが環境に慣れるまで、このまま様子をみてみるつもりです。いずれメタハラ点灯中も全面に出てきてくれるようになるといいんですが。。

 心配事はまだ幾つか残っていました。まずは、パールグラミーとの相性。同じような大きさだし、ケンカしないか心配だったのですが、蓋をあけてみればむしろ仲良くやってる感じで、流木の根元に並んで入ったりしています。ディスカスも同種はつつきますが、彼女をつつこうとはしません。
 餌に関しては、今の所2,3匹しか食べに来ません。それも恐る恐るといった感じです。やはりフレークに完全に慣れてないからか、環境が変わったせいか、ボス(パールグラミー)や人間を警戒しているのか。。。うーむ。ちょっと困りました。とりあえず、週末は水換えをするので、その前にハンバーグをあげる事にします。
 ちなみに、ディスカスフード(ブリード)、ヒカリクレストについては、他のチビ達が奪っていくことはありませんでした。粒が大きすぎるようです。ボスはえらいイキオイで食いまくりですけどね。
 ただ、コリ達は食べにきます。ま、おかげで残り餌についてはあまり心配しなくて済みそうです。(かといって、毎回ハンバーグを与える気にはなれませんが。)
 また、一番心配だったエビ食いも今の所見られません。エビが大きいからかな? エビ達もディスカスをあまり怖がっていないようで、前と変わらず水槽内を闊歩しています。(これが一番予想外の出来事でした)

 ところで、大きい魚を入れてカラシンを群れさせる、という狙いにはバッチリ効果ありでしたよ! ラミーノーズはもちろん、カージナルまでが常に群れるようになりました。これ、ホントにキレイです。 特に水槽の端から端へ群れで泳ぐ様は圧巻です。これを見たくて熱帯魚を始めたのですからねー。もう感無量ですよ。

 そんなわけで、トラブルに伴う急な本水槽への移動でしたが、結果的にはなんとかうまくいきました。あとは、もう少しディスカスが全面に出てくるようにすることと、餌をちゃんと食べてくれるように工夫していこうと思います。

# 本水槽内のディスカスの写真を追加しました。よろしければご覧下さい。こちらです。


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